【独学で一発合格】ソムリエ・ワインエキスパート2次試験対策 勉強法・合格体験記

こんにちは、dakahi🍷です。

この記事は、「ソムリエ・ワインエキスパート試験に興味があるけど、2次試験(テイスティング)はどんな勉強が必要なの?」どの時期にどんなやり方で勉強をしたの?」という方に向けて書いています。

この記事を読んでいただくと、「ソムリエ・ワインエキスパート試験・2次試験(テイスティング)の勉強にとても役立つ勉強法」を知っていただけると思います。今後受験される方の助けになれば嬉しいです^_^

dakahi🍷
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私が実践した勉強法を包み隠さずお伝えします!!

この記事を書いている私は、フルタイムで働き、2人の子供を育てながら、試験対策のワインスクールには通うことなく、2020年度ワインエキスパート試験に一発合格しました。

いかに効率良く勉強するか色々と模索しましたが、その勉強法をシェアさせていただくことで、1人でも多くの方の合格に向けて、何かしらのヒントとなり、お役に立てると嬉しいです。

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合格体験記2020

2次試験対策セミナー

1次試験を9/5に受験した私は、そこからやっと本格的に2次試験対策を始めました。まずワイン受験ドットコムの2次試験対策講座を熟読富田先生の対策本「富田葉子の テイスティング虎の巻」を購入

実際に同じワインを飲んで、その場で先生のテイスティングコメントを確認できるような2次試験対策セミナーを1〜2回は受けたいと思い検索。

名古屋では、アカデミーデュヴァンとボワノワールワインスクールで単発で受講できるものが見つかったが、仕事の都合などで日程合わず。

ウェビナー形式の対策講座を探すと、アカデミーデュヴァンにて、ワインが小瓶で送られてくる講座を発見。ワインの講座は日程が合わず、ワイン以外のお酒の講座なら参加できそうだったので、申し込むことにした。

しかし、他にも調べてから・・・などモタモタしている間にいつのまにか申し込み期限を過ぎていて、受講できず。結局、2次試験対策セミナーは1つも受講することなく、受験することに。

1次試験に合格してから色々調べ始めたので、セミナーと仕事の日程が合わないなど、結局、1つもセミナーを受けることができなかったことが反省点。事前に少しずつ調べ始めて、スケジュール調整を行うことをオススメします。

dakahi🍷
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少しずつで良いので、早めに2次試験の準備も始めた方がよいです。特にスケジュール調整は一番に手をつけることをオススメします。

2次試験対策ワインセット

セミナーを受講できず、独学での受験となってしまったので、せめて2次試験対策ワインセットにはお金を使おうと思い、ワイン受験ドットコムのワインセットを4セット、アカデミーデュヴァンのワイン以外のお酒の小瓶セットを1セット購入しました。

ワイン受験ドットコムの2次試験対策セットは、なかなか良いお値段がします。私は、白基本3品種フランス編(税込15,180円)と新世界編(税込14,520円)、赤基本3品種フランス編(税込15,620円)と新世界編(税込14,520円)を買いました。合計約6万円!!です。

正直高いなぁと思いましたが、同じワインを飲んだ先生のテイスティングコメント(瓶は違いますが)と自分のコメントの違いを確認できないと意味がないので、山﨑先生のテイスティングコメントが付いてくるこのワインセットを購入しました。

山﨑先生がオススメされている小瓶法に従って、購入したワインを小瓶に分けて保管し、ひたすらブラインドテイスティングを繰り返しました。

その際には、基本3品種を当てる回や、同じ品種でフランスと新世界編を当てる回完全にシャッフルして品種を当てる回など、毎回テーマを決めて行いました。

ワインの詰まった小瓶たち

ワイン以外のお酒については、アカデミーデュヴァンの小瓶セット「おまとめ小瓶セット42種類(酒精強化ワイン8種+スピリッツ16種類+リキュール18種類) 送料無料 19,000円」を買って大正解でした。

↓昨年の販売ページ

昨年は9/9  12:30〜発売で、限定60セットでした。

酒精強化ワイン、スピリッツ、リキュールを42種類も自分で購入するのは、お金も保管場所も考えると現実的に不可能なので、とてもありがたいセットでした。

富田先生の本を読みながら、蒸留酒・リキュール・酒精強化ワインといったグループごとに小瓶の中身をテイスティングして、香りや味わいを記憶させていきました。

富田先生の本は、ワイン以外のお酒についても、それぞれの特徴を体系的にまとめて下さっているので、とても勉強しやすかったです。

使った教材まとめ

ワイン受験ドットコム

あらためて、ワイン受験ドットコムのサイトを一通り見てまわりましたが、2次試験対策講座は無料で見ることができるようでした。

冨田葉子のテイスティング虎の巻

ソムリエ試験対策セット(山崎先生の模範解答付き)

アカデミーデュヴァン おまとめ小瓶セット42種類(↓昨年の販売サイト)

小瓶法

もう一度受験するならこの勉強法

昨年の反省点など踏まえて、今年受験するならと仮定して、自分なりの2次試験の勉強のやり方を考えてみました。

ワインスクールで2次試験対策講座(単発でもOK)

まずは、地元のワインスクールを検索して、2次試験対策講座を受講します。やはり、先生と生徒が全く同じ瓶から注いだワインを飲んだ状態で、先生と自分のテイスティングコメントを比較したいからです。

地元でスクールを受講できない場合は、オンラインの2次試験対策講座で当日テイスティングするワインを事前に送ってもらえる講座を探します。

小瓶法でブラインドテイスティングの訓練

並行して、小瓶法を使って、自宅でブラインドテイスティングの訓練をします。

やはり、自分の鼻の舌で感じた情報をもとに品種を判断するための自分なりの香りと味わいの基準を作るには、小瓶法でブラインドテイスティングの練習を繰り返すのが有効だと思います。

その際に、選ぶワインは品種の個性がわかりやすいワインが良いので、例えば、ワイン受験ドットコムで紹介されている2次試験対策ワインセットのワインと同じ銘柄・ビンテージのものをネットショップで探して購入するとか、ワインショップで2次試験対策で品種の個性が分かりやすいワインを紹介してもらうなどすると思います。

スクールを受講できたなら、テイスティングコメント付きのワインセットまでは買わなくても良いかなと思います。(もちろんお金に余裕があれば買っても良いと思いますが。)

ブラインドテイスティングの訓練には、白基本3品種(シャルドネ・リースリング ・ソーヴィニヨンブラン)のフランスと新世界で合わせて6本、赤基本3品種(カベルネソーヴィニヨン・ピノノワール・シラー)のフランスと新世界で合わせて6本、合計12本は最低でも用意したいところ。

それら以外に、まだ飲んだことがない品種があれば、不安にならないためにも、時間があれば、飲んでおいた方が良いと思います。

ただし、基本の赤白3品種をしっかりマスターしてから

なぜなら、2020年のワインエキスパート2次試験では、私が一度も飲んだことがなかったカベルネフランとトロンテスが出題されましたが、合格することができたからです。

つまり、仮に飲んだことがない品種が出題されたとしても、回答の方向性が間違っていなければ合格できるということです。

ちなみに、私はカベルネフランをカベルネソーヴィニヨンと間違え、トロンテスをリースリングと間違えて回答してしまいました。ただ、どちらも似たようなキャラクターの品種を回答できていたので、合格できたのだと思います。

ということで、時間のない方ほど、赤白それぞれの基本3品種をきちんとブラインドで正解できるように訓練することが、合格への近道だと思います。

dakahi🍷
dakahi🍷

赤白基本3品種をしっかりマスターしよう!!

エアーテイスティング

実はこれ、結構有名なテイスティングの訓練方法です。

アカデミーデュヴァン講師の佐々木健太さんが試験対策のエアーテイスティング動画をたくさんアップされていたり、WSET Lv4 Diplomaの川口梓さんも試験対策としてオススメされています。

【ソムリエ二次試験対策】リースリングをエアーテイスティングしてみた。

まず、各品種の特徴をしっかりと覚えます。

そして、ワインを飲んでいない時でも、品種を思い浮かべて、その品種の外観や香り、味わいの特徴をスラスラと言えるか練習します。

まるでワインを飲んでテイスティングコメントを書いているかのように、品種を思い浮かべて特徴を答えていくので、エアーテイスティングと呼ばれています。

このエアーテイスティングで品種の特徴を覚えておくと、実際のブラインドテイスティングの時に、覚えた知識と実際の感覚を比較して、品種を絞り込むことができるようになります。

私は、そこまで覚え切れていなかったのですが、ブラインドテイスティングの訓練にはとても有効な方法ですので、オススメです。

まとめ

私もそうでしたが、とにかく1次試験に合格しないと次はないと思ってしまうので、2次試験対策は後に回しがちですが、せめて2次試験対策セミナーと自分の仕事などのスケジューリングだけでも早めに少しずつ進めることをオススメします。

dakahi🍷
dakahi🍷

2次試験対策のスケジューリングだけでも進めておきましょう!

今年受験される皆様にとって、少しでも合格へ向けてのヒントになれば嬉しいです。

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