【独学で一発合格】ソムリエ・ワインエキスパート1次試験対策 勉強法 

ワインエキスパート1次試験対策本

こんにちは、dakahiです。

この記事は、「ソムリエ・ワインエキスパート試験に興味があるけど、どんな勉強が必要なの?」「どの時期にどんなやり方で勉強をしたの?」という方に向けて書いています。

この記事を読んでいただくと、「ソムリエ・ワインエキスパート試験の勉強にとても役立つ勉強法」を知っていただけると思います。今後受験される方の助けになれば嬉しいです^_^

dakahi
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独学で一発合格した勉強法を包み隠さずお伝えします!

この記事を書いている私は、フルタイムで働き、2人の子供を育てながら、試験対策のワインスクールには通うことなく、2020年度ワインエキスパート試験に一発合格しました。

いかに効率良く勉強するか色々と模索しましたが、その勉強法をシェアさせていただくことで、1人でも多くの方の合格に向けて、何かしらのヒントとなり、お役に立てると嬉しいです。

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使用した教材

日本ソムリエ協会教本

ワイン受験ドットコム

受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座 著者:杉山明日香 発行所:リトルモア

ワインの授業フランス編 著者:杉山明日香 発行所:リトルモア

ワインの授業イタリア編 著者:杉山明日香 発行所:リトルモア

イタリア全20州おいしい旅 著者:奥本美香 発行所:産業編集センター

世界のチーズ図鑑 監修:NPO法人チーズプロフェッショナル協会 発行所:マイナビ出版

ワイン受験ゴロ合わせ暗記法2020 著者:矢野恒 発行所:成隆出版

私の勉強の流れ(一次試験は9/5に受験)

3月半ばごろから6月末まで

 ソムリエ協会の教本を読むと時間がかかり過ぎるかなと思ったので、杉山先生の本「ソムリエ試験対策講座」に目を通して、重要箇所を書き込んだりマーキングしたりして知識を入れてから、ワイン受験ドットコムの問題集を単元ごとに3ページずつ解いていきました。ワイン受験ドットコムの一次試験対策講座にも目を通して、重要ポイントを確認していました。(ただ、教本の該当箇所はあまり読まず、杉山先生の本の該当箇所にマーキングしていました。)

 フランスやイタリアについては、最初に、杉山先生の本「ワインの授業」を読んで概要を掴んでから、「ソムリエ試験対策講座」に書き込んでました。

 ワイン受験ドットコムの問題集のページは、最初の問題ページを解き終わり、「新しい問題」というボタンを押すと、同じ単元の新しい問題が新たなページに表示されます。それを各単元ごとに3ページ分ずつ解いて行きました。

 1ページ終わるごとに、間違えた問題や理解できていない箇所などをソムリエ協会の教本でフォローし、杉山先生の本へ書き込んでいきました。そうすると、3ページ目では大体の問題が正解できるようになります。

 1周目が終わった段階で、ワイン受験ドットコムの模擬試験を解いて見ましが、結果は偏差値46でした。合格ラインは、偏差値50.8ぐらいと書かれていたので、まだまだ足りないことを自覚しました。

書き込み:「受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座」 著者:杉山明日香

7月から

 7月から、2周目ということで、再び単元「ワイン概論」からワイン受験ドットコムの問題集ページを各単元3ページずつ解いていきます。1周目と同様に、1ページ終わるごとに、間違えた問題や理解できていない箇所などをソムリエ協会の教本でフォローし、杉山先生の本へ書き込んでいきました。

 2周目に入ってから、気づいたのですが、ただ問題集を解いていっているだけでは、例えばボルドーの格付けや、イタリアのDOCGなどが、全くと言っていいほど覚えられていません。そこで、通勤の電車の中などで、ワイン受験ドットコムの単語帳ページを使って、覚えづらい項目をひたすら繰り返して覚えるよう努力しました。

 また、家から駅まで歩いている時などは、ワイン受験ドットコムのワインスクール山崎塾・動画配信ページをチラチラ見ながら、解説を聞いて、重要ポイントの確認や記憶の引っかかりを少しでも増やすように務めました。合わせて、動画の中に出てくるスライドをスマホのスクリーンショットで撮っておいて、重要ポイントを杉山先生の本に書き込んでいきました。

チーズや郷土料理は、見たことがないとなかなかイメージがわかず、覚えにくいので、「世界のチーズ図鑑」や「イタリア全20州おいしい旅」を活用して、記憶のひっかりを増やすよう努めました。

dakahi
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本の写真など、ビジュアルからの記憶の引っ掛かりも活用しました。

8月

 2周目が終わった8月第1週の時点で、模擬試験を2回やりましたが、偏差値は最高でも50くらいで、50.8にはあと少しという感じでした。

 模擬試験を終えた感触から、全範囲をひととおり終える間に、最初の頃に終えた単元の内容は忘れてしまっていると感じたので、ワイン受験ドットコムの問題集ページを各単元ごとに3ページやっていく作戦をやめ、3周目は、杉山先生の各単元の終わりに付いている練習問題のみ解いていくようにし、ラスト1ヶ月の間に全単元をあと2周できるようにしました。

 合わせて、なかなか覚えにくいけど覚えたら確実に点が取れると思われるフランスのボルドーの格付けやブルゴーニュのAOC、イタリアのDOCGについて、ワイン受験ドットコムの問題集ページを各2ページずつ印刷し、それを本番までに3回繰り返しました。

 それでもまだ覚えられてなさそうな所(ボルドーのメドック以外の格付けなど)は、最後の手段「ゴロ合わせ暗記法2020」を使いました。アマゾンのレビューだと微妙な評価の本ですが、もっと早くから活用すれば良かったなと思いました。この本に取り上げられている箇所は、試験に出る可能性があるという意味で改めて重要ポイントの確認になりました。

 また、今まで解いた模擬試験3回分は紙に印刷しておいたので、それを本番までにあと2回解いて、知識を定着させました。

dakahi
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やっぱりゴロ合わせは馬鹿にできないです。

1次試験の出題傾向など

 私に出題された問題についての傾向ですが、 例えば、「次のクロアチアに関する記述の中から正しいものを選んでください。」というような、教本をしっかり読んで、説明されている内容を覚えている人が有利な問題が多かったように感じました。ボルドーの格付けやイタリアのDOCGなどをただ単に暗記している人が点を取れるような問題は少なかったです。本番日直前に、そのような単純記憶系問題の暗記に時間を費やした私は本番中とても焦りました・・・。

dakahi
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教本の説明を覚えているかを問う問題が多くて焦りました(><;;

 あと、教本内で表になっている内容も多く出題されました。例えば、私に出題された問題では、2020教本のP.3左下に載っている酒税法上の酒類の分類表から、「シェリーは次のうちどれに分離されるか? 1.醸造酒類(果実原料)  2.醸造酒類(穀物原料)  3.蒸留酒類(果実原料)  4.混成酒類」という風な問題が出題されたり、教本P.10下に載っている定番の「アメリン&ウィンクラー博士によるワイン産地の気候区分」から、「アメリカのナパはリージョンⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳのどれに分類されるか」という風な問題が出題されました。(CBT方式で問題はランダムに出題されるので、あくまで参考程度にしてください。)

地図問題について

 地図は基本的に教本の地図がそのまま出題されます。地図上に割り振られる番号もそのまま出題される可能性が高いので、番号も記憶の引っかかりとして利用するべく、教本の地図で覚えるようにしました。

 ワイン関係の地図に特化した本は色々と売られていて、いくつか良さそうなものを私も買ってみたのですが、地図のデザインはとても見やすいにもかかわらず、残念ながら地図上に割り振られている番号が教本と異なっている本しかなかったので、教本の地図のみを使って覚えるようにしました。

 具体的には、電子版の教本をiPad Proでスクリーンショットを撮り、Apple Pencilで重要ポイントを書き込み、その写真ファイルを通勤中などに見て覚えるというやり方をしました。あと、特に覚えにくい産地については、ベタなやり方ですが、教本をプリントアウトした紙を自宅のトイレの壁に貼って、見る頻度を少しでも増やすようにしました。

スクリーンショットに書き込み

勉強方法の反省点・もう一度受験するとしたらこの勉強法

 ワイン受験ドットコムの問題集ページの問題を解く時に、紙にプリントアウトしておけば良かったなというのが反省点です。ワイン受験ドットコムの問題集ページは、登録されいる問題がランダムで出題されるので、色々なパターンの問題に触れられるのはメリットですが、同じ問題を繰り返すことによって覚える(問題集を最低3回繰り返すという受験勉強の王道)というやり方には微妙にマッチしません。

 ですので、プリントアウトした問題を2回目、3回目と解いて知識を定着させるというやり方がオススメです。プリントアウトする際に、1枚の紙に2ページ分印刷されるようにレイアウト設定するなどすれば、紙の節約にもなるかと。

 やはり教本をもっとしっかり読んでおけば良かったと感じたので、私がもう一度ワインエキスパートの試験勉強をするとしたら、以下のようにやると思います。

 まずワイン受験ドットコムの「ワインスクール山崎塾・動画配信ページ」の動画を見ながら、電子版の教本で重要箇所をマーキング。合わせて、ワイン受験ドットコムの「一次試験対策講座」にも目を通して、教本で重要箇所をマーキング。
 その後、勉強した単元の問題をワイン受験ドットコムの「問題集」ページで3ページ分ほど解く。その際に、問題と解答は、後に2回目、3回目の解き直しができるようにプリントアウトしておく。
重要箇所をマーキングしてある電子版の教本を持ち歩いて、通勤途中など隙間時間に繰り返し読んで覚える。プリントアウトした問題は、最低3回は繰り返して知識を定着させる。

dakahi
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教本とワイン受験ドットコムをしっかりと繰り返すことが大事だと思います!

1次試験の勉強を終えての感想

 ひたすら暗記なので、何度も心が折れそうになりましたが、一度記憶に刷り込まれた知識は、今後必ず役に立つと実感することが多いです。例えば、ワインショップで陳列されているワインを見ていても、「あ!この産地は確かこんな特徴があったはず・・・。」など、なんとなくでも思い出すことができて、ワイン選びの楽しさがアップしました。

 また、勉強していく中で、世の中にまだ知らないワインがこんなにもあるんだ!と知ることができ、試験が終わったら飲んでみたいとメモしておいたワインが山ほどあるので、それをこれから試していくのがとても楽しみです!1次試験の勉強を通して、ワインの楽しみ方が1段階ステージアップできたように感じています^_^

dakahi
dakahi

ワインの世界が広がって楽しいです!

ワインエキスパート受験オススメです^_^

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