チリはワインの関税が撤廃されたのでコスパが高いとか、日・欧EPA(経済連携協定)でEUから輸入するワインは関税は即時撤廃されたということでお店でセールやっていたりとかで、ものすごいお得なのかな?と漠然と感じていました。
dakahi
関税がないって、ものすごいお得なの??
ワインエキスパートの試験勉強でも、日本国内の酒税については勉強した記憶はあるのですが、関税ってどうだったっけ?という感じです。
ワインの関税ってどのくらいかかっているものなの?という素朴な疑問を解決すべく調べてみました〜^_^
ワインの関税
日本で適用されているスティルワインの関税はWTO協定の税率で、商品原価(輸入価格)の15%もしくは1リットルあたり125円の安いほうが適用されます。ただしその税率が67円/Lを下回る場合は67円/Lです。
つまり、ワイン1本(750ml)あたり最大93円かかります。
スパークリングワインの関税は、WTO協定の税率で1リットルあたり182円です。つまり、スパークリングワイン1本(750ml)あたり136円かかります。
参考:税関のHP(スティルワイン、スパークリングワイン)
感想
正直な感想としては、思ったより関税って少ないなと思いました。日本ワインを守るための輸入障壁にもなってなさそう。
dakahi
ワインの関税って、思ったより少ないですね。
確かに、安いワインであればあるほど価格に占める関税の割合が多くなるので影響はありますし、大量に輸入するインポーターや大量に仕入れる販売店・飲食店には影響があるとは思います。
ただ、個人でワインを買うとしたら、この料理に合わせたいからどのワインを選ぼうかという時に、関税で100円程度高くても、より料理に合いそうなワインの方を選ぶかと。
例えば、関税が撤廃されているので100円安いチリのワインと、関税が撤廃されていないから100円高いアルゼンチンのワインがあったとしても、そのワインの葡萄品種や造り方を調べて、その時の気分や合わせる料理を考えて選びますよね。
つまり、個人でワインを買う分には、関税の撤廃はほとんど影響ない!という結論に至りました。
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