フレッド・ロイマー グリューナーフェルトリーナ カンプタール 2019

気付いたらリピートで2本目の購入となっていたワイン。やっぱり美味しいです^_^

出会い

最近、足繁く通っている「ナゴヤ キッチュ エ ビオ」のワイン売り場。今日の夕食が春巻きの予定だったので、それに合いそうなワインを物色。

春巻きということは中華系なので、オリエンタルな料理に合うヴィオニエか?いや待てよ。春巻きとはいえ、今夜の春巻きの中身はカマンベールチーズとエビと大葉だったはず。

ということは、もう少しさっぱりとして魚介系とも相性良さそうなワイン・・・ソーヴィニヨンブランにヴィオニエがブレンドされたやつか・・・・むむ!グリューナーフェルトリーナがあるではないか!しかもフレッド・ロイマー!

以前に飲んだフレッド・ロイマーのグリューナーフェルトリーナは美味しかったぞ。エチケットの色が違うようだけど、違うラインナップかな。よし!これにしよう!

という訳で、フレッド・ロイマーのグリューナーフェルトリーナに決まったのでありました。

概要

生産者:フレッド・ロイマー

産地:オーストリア/ニーダーエスタライヒ州カンプタール

品種:グリューナフェルトリーナ100%

樹齢:5-50年

土壌:黄土80%、片麻岩20%

醸造:葡萄を手摘みで選別。ショートマセレーション(2時間以内)をしたのちに圧搾。20-22℃で2-4週間、95%ステンレスタンク、5%使用済大樽で自発的に発酵。ステンレスタンク内のワインは、5%のワインとブレンドする前に、4カ月間細かい澱ととも熟成。2020年3月ボトリング。

アルコール度数:12.5%

購入価格:2000円(税込)

購入元:ナゴヤ キッチュ エ ビオ

フレッド・ロイマーについて調べてみました

フレッド・ロイマーは、オーストリアの代表的な白ワイン生産者の一人として知られ、毎年のようにオーストリアのベンチマークとなるグリューナー・フェルトリーナーとリースリングをつくりだすことで注目を集めているそうです。

フレッド・ロイマー醸造所があるニーダーエスタライヒ州のカンプタールは、ウィーンから車で北西に1時間走ったところにあります。寒暖差の大きなエリアで、全体的に風通しがよく、病害やボトリティスの影響が小さいため、ワインはフレッシュでクリアな風味になりやすいのが特徴だそうです。

フレッド・ロイマーさん自身について調べていて、気になるエピソードも見つけました。

彼は、畑やセラーに関係していないスタッフや、出稼ぎで他の国から畑の作業に来ている人に対してもビオディナミ農法の教育を受けさせているそうです。

彼曰く、『彼らが母国に帰ったときに、ビオディナミ農法をやって欲しいと思っているつもりはないけれど、作業をしている人が、自分達のやっていることの重要性に気づいて、自分のやっていることを大切に思うこと、それが結果的にいいブドウを造り、いいワインになる、そして僕自身も得をするからね!』なんて笑いながら話してくれたとのこと。

そんな彼の誠実で真摯なワイン造りが、このワインの澄み切った味わいにも表れている気がします^_^

テイスティング

外観は、少し淡いイエロー。

青リンゴ、白胡椒、白い花、グレープフルーツ、シナモン、ミネラル、青いハーブの香り。

アタックで感じる爽やかな酸が心地よい。コクの伴う苦味がボディを支えている。グリューナーフェルトリーナの特徴であるスパイシーさも感じられます。

酸やコク、スパイシーさ、ミネラルといった全ての要素がバランスが良く、フルーティー。澄んだ味わいのワイン。とても美味しいです。

評価:A+

dakahi🍷
dakahi🍷

とても綺麗な造りで大好きなワイン。幅広い料理に合うので、食中酒としておすすめ^_^

※ワインの評価について
dakahiの主観による評価です。値段や入手し易さは考慮していません。

S:すごく美味しい・大変おすすめ  A:美味しい・おすすめ  
B:まずまず美味しい  C:普通  D:個人的に好みではない

ペアリング

カマンベールとエビと大葉の春巻き

エビやチーズのコク、大葉の香りとワインがとても合う。春巻きのオイリーさにも負けない丁度良いボディ。

カレーライス

スパイシーさはカレーと合っている。ワインと料理のボディが合っていない。お互い邪魔はしていない。惜しいペアリング。

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