【ワインと料理】ペアリングらぼ：キムチとワインの「神の雫」マリアージュを試してみた

日頃から料理とお酒のマリアージュ(相性)を試してみるのが楽しくて仕方がない私ですが、今回は漫画「神の雫」１３巻に登場するキムチとワインのマリアージュを試してみました〜^_^

漫画「神の雫」が提案するキムチに合うワインとは？

「GRAVELLO（グラヴェッロ）」

辛い食べ物とワインってマリアージュできるの？って誰しも考えると思いますが、「神の雫」は果敢に挑戦していました。

その提案とは、「GRAVELLO（グラヴェッロ）」（イタリア）！

イタリアの半島の先端に位置するカラブリア州で作られているワインで地場のブドウ「ガリオッポ」が主に使われていて、カベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされています。カラブリア州は伝統的に辛い料理を食べる地方で、ガリオッポの畑の近くには唐辛子畑が広がっているような所だそうです。これはマリアージュが楽しみです^_^

 

似ているもう少し安いワイン

「グラヴェッロ２０１２」は楽天で３３００円くらいでした。もう少し安い方がありがたいということで、「神の雫」でガリオッポのワインとしてもう１本紹介されていた「ドゥーカ・サンフェリーチェ　チロ・ロッソ・リゼルヴァ２０１５」（エチケットが変わったようです）を試してみました。ちなみにお値段は楽天で２５００円くらいでした。

 

 

キムチとのマリアージュを試してみた

味わい・香り・相性

赤い果実と甘い花の香りが印象的。柔らかな口当たりとほのかな甘さをタンニンが支えていて、バランスが良い。チャーミングで華やかなワインです。

キムチと合わせてみると、キムチの酸味や魚介の旨味をしっかり受け止めています。旨味を増してくれるような印象で、ワインで辛味を優しく包み込みつつも、辛さは口の中に存在するという感じ。

素晴らしいマリアージュとは言えないが、キムチに負けてないという意味で面白いマリアージュではあります。個人的には、ストレートにキムチに合わせるのではなく、キムチチゲなどで試してみたいと感じました。

今度は、「GRAVELLO（グラヴェッロ）」も試してみたいですね〜^_^

ワイン紹介「ドゥーカ・サンフェリーチェ　チロ・ロッソ・リゼルヴァ２０１５」

インポーターの「モンテ物産（株）」のよる情報は以下の通りです。

ブドウ品種　ガリオッポ

産地（州）　カラブリア

格付　D.O.C.(D.O.P.)

飲み口　辛口

ボディ　ミディアム

商品コメント

中世ナポリ王国のサンフェリーチェ公爵が所有していた畑の樹齢平均30～40年の古木から収穫されたブドウを使った、コストパフォーマンスの高いワイン。フルーツやスパイスの複雑でエレガントな香りとしなやかなタンニンが印象的です。